自分では気づきにくい頭皮のニオイ。
でも、他人の頭皮のニオイってけっこう分かりますよね。
頭のてっぺん、つむじとか。
電車とか、近くを通ったときにモワっと臭ったり。
男性は臭くてもそれほど驚きませんが、女性の頭が臭かったら、いくらオシャレしてても台無しです。
簡単に自分で分かる頭皮の確認方法とニオイの対策を紹介していますので「頭皮のニオイが気になる」という方は参考にしてみてくださいね。
今すぐできる!頭皮の臭いをセルフチェック
簡単に頭皮のニオイをセルフチェックできます。
自分で気づかないうちに、他人に迷惑をかけてる場合もあるので、自分は大丈夫と思ってる方もセルフチェックしてみましょう。
指で頭皮を触って嗅いでみる
指で頭皮を擦って、匂いを嗅いでみましょう。
指からいい匂いがしたり、不快なニオイがしなければ安心ですが、不快なニオイがしたら残念ながら頭皮が臭ってる可能性があります。
シャンプーしたての時よりも、夕方とか、時間が経ってからしたほうが分かりやすいのではないでしょうか。
枕や帽子のニオイを嗅いでみる
男性の枕が臭いという話はよく聞きますが、女性も同様に枕が臭ければ頭皮が臭くなっている可能性があります。
帽子も頭皮の臭いがつきやすいですから、脱いだ後とか嗅いでみましょう。
夏とか汗で蒸れやすいですから、分かりやすいと思います。
ドライヤーの風を後ろから当ててみる
ドライヤーじゃなくてもいいのですが、頭の後ろから風を当てて何か臭いなと感じたら頭皮が臭い可能性があります。
「追い風で自分の頭皮が臭いって気づいた」という方もいるみたいなので、もし風と共に不快なニオイを感じたことがあれば、頭皮からかもしれません。
女性の頭皮が臭くなる原因は?
洗いすぎ
頭洗ってるのに「頭が油臭い」と感じたら、それは皮脂の酸化によるニオイかもしれません。
頭はおでこや鼻以上に皮脂の分泌が盛んと言われていますが、必要以上に皮脂を落としすぎると皮脂が足りていないと脳が勘違いして、皮脂を過剰に分泌してしまいます。
ですので、頭の臭いが気になるからと一日に何度もシャンプーする方もいると思いますが、皮脂の落としすぎも良くありません。
皮脂は分泌されたばかりだとニオイは気になりませんが、空気に触れて酸化してしまうことで不快なニオイがするようになってしまうので、夕方になると頭皮が臭くなるのもこれが原因と考えれます。
シャンプーをする目安としては1日に1回、何回も洗いたい場合はぬるま湯で洗う程度にしておきましょう。
汚れはお湯だけで8割落ちるとも言われています。
シャンプーやトリートメント後のすすぎ不足
良い香りを少しでも残しておきたいからと、シャンプーやトリートメントをあまり流さないという方もいるのではないでしょうか。
でも、シャンプーやトリートメントが地肌に残ってしまうと逆にニオイの元になってしまいます。
シャンプー後、ドライヤーで乾かさない
ドライヤーするのが面倒くさいからと乾かさなかったり、半乾きのまま寝てしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
加齢臭
40代以上の中高年になると、男女問わず加齢臭が気になり始めます。
加齢臭の原因と言われているのがノネナールという物質なんですが、年を重ねると増加するパルミトオレイン酸(脂肪酸)が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化もしくは分解されることで発生します。
加齢臭は耳の周りや首の後ろからも出るといわれていますが、頭部は皮脂の分泌量が多いのでニオイやすい場所なんですね。
食生活
動物性のたんぱく質や脂質が多いものばかり食べていたら要注意。
加齢臭や皮脂臭の元になってしまうので、なるべく控えるようにしましょう。
動物性たんぱく質や脂質が多いものを食べるのであれば、消臭作用が期待されている梅干しやわかめなどの海藻類、ホウレンソウなどの緑色野菜などの食べ物も一緒に摂るようにしましょう。
ストレス
ストレスは体内の活性酸素を増やし、酸化が早まってしまうといわれています。
ストレスを感じない生活を送るというのは難しいかもしれませんが、なるべくストレスを溜め込まないようにしましょう。
紫外線
紫外線が肌に当たると、肌を守ろうとして皮脂が多く分泌されます。
皮脂が酸化されると臭いの原因となってしまうので、頭皮も日焼け対策しておきましょう。
スプレータイプの日焼け止めや、日焼け止め効果が期待できるアウトバストリートメントもありますよ。
おすすめはミルボンのエルジューダ サントリートメント
SPF25、PA+++ですので日常のUV対策はこれでバッチリ!
夜髪につけてダメージケアもできるし、そのまま翌日にはUVカットもできます。
頭皮が臭いときの対策方法
正しい洗い方で方法でシャンプーする
頭皮の臭いを改善するためには、まずはシャンプーの仕方を見直すこと。
意外と間違った方法でシャンプーしてる可能性もあるので、チェックしてみてくださいね。
正しいシャンプーのやり方
・ぬるま湯で髪全体をしっかりとすすぐ。
・シャンプーを泡立て、爪を立てずに指の腹を使ってマッサージをするように優しく頭皮を万遍なく洗う。
・頭皮にシャンプーが残らないようにしっかりと洗い流す。
・清潔なタオルでしっかりと水気を取る。
髪の毛を洗うのではなく、頭皮を洗うようにしてくださいね。
また、熱いお湯だと必要な脂分が落ちてしまうため、38度のお湯で洗いましょう。
「シャンプーしてもニオイが気になる…」
という方は、毛穴より小さい気泡が出るシャワーヘッドに変えてみるのもおすすめです。
ミラブルというシャワーヘッドは、洗浄力が高く、毛穴の奥の汚れまで洗い流してくれると今人気ですよ。
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自分の頭皮に合わせてシャンプーを選ぶ
洗い方も大事ですが、自分にあったシャンプーを使うことも大事です。
洗浄力が強すぎないシャンプー
洗浄力が高いシャンプーでゴシゴシ洗いたくなりますが、シャンプーで必要な皮脂まで落としてしまうと過剰に皮脂が分泌され臭いの悪化につながります。
石油系の合成界面活性剤が含まれているシャンプーは洗浄力が高いので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。
そのほかにも、ラウレス硫酸やラウリル硫酸といった成分も洗浄力や脱脂力が高いため、なるべく避けましょう。
頭皮の臭いが気になるのであれば、洗浄力もそこまで高くなく、アミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーがおすすめです。
保湿成分配合のシャンプー
頭皮が乾燥してもニオイの原因につながってしまうため、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分や、天然由来の保湿成分が配合されたものを選ぶといいでしょう。
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抗菌・消臭効果が期待できるシャンプー
頭皮に雑菌が繁殖してしまっても頭皮の臭いにつながってしまいます。
消臭成分が配合されてるシャンプー、例えば緑茶エキスや柿渋エキスなどが含まれている商品を選ぶといいでしょう。
おすすめは有効成分がトリプル処方されてる「コラージュフルフルプレミアムシャンプー」
「消臭有効成分」緑茶乾留エキスや抗菌・抗酸化成分、抗カビ成分配合なので、ニオイが新たに発生するのを抑え、フケ・かゆみを防いでくれます。
シャンプー後は髪をきちんと乾かす
せっかく髪を洗って清潔にしても、髪が濡れたままだと雑菌が繁殖して頭皮のにおいの原因につながります。
ドライヤーの熱を一か所に当てすぎて頭皮が乾燥しないように、ドライヤーを揺らしながら髪全体に温風が当たるように乾かしましょう。
食生活を改善する
揚げ物や肉食が中心の食事だとニオイの原因になるといわれているので、緑黄色野菜や果実、魚介類でビタミンA・B・Cを摂るようにしましょう。
まとめ
今すぐできる頭皮の臭いセルフチェック方法と対策法を紹介してみました。
他人の頭皮のニオイって、ふとした時に漂ってくることもあるので、自分は大丈夫かなと心配になりますよね。
セルフチェックして、「私、頭くさいかも」と感じたらすぐに対策をしてみてくださいね。